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0267-67-2048人工関節とは
金澤 貴仁
股関節や膝関節は体重を支えて立つ、歩くといった動作をする上で重要な役割を担っています。それらの関節が傷むことで日常生活に支障をきたすようになり、最終的に健康寿命を縮めてしまいます。
人工関節とは、高度に障害された関節表面を金属などでできた人工の関節に置き換えることで、関節機能を回復させる手術です。関節の痛みの原因となっている部分を取り除くため「痛みを取る」効果が大きいです。
「痛みを取る」ことで日常生活動作が楽になり、それによって活動範囲が広がり健康寿命を延伸させていくことができます。
主な対応疾患
当院では主に股関節と膝関節を中心に人工関節手術を行っております。
人工関節手術の適応となる主な疾患は、股関節では変形性股関節症、大腿骨頭壊死、関節リウマチ、膝関節では変形性膝関節症、大腿骨顆部壊死、関節リウマチなどがあります。
どのくらいの入院期間が必要か?
一般的には術後2-3週間程度で歩いて自宅退院する方が多いです。しかし当院では大学病院や総合病院のように決まった期間で必ず退院ということはなく、患者様一人一人の状態や状況に応じて退院時期を決めていくことができます。特に高齢者の方に関しては退院後の生活に不安もあると思います。退院後も安心して自宅退院できるよう、ゆっくりとリハビリを行い歩行が安定してから自宅退院を目指すことができます。
手術するタイミングは?
変形の進行状況や疼痛の度合い、また患者様個々の生活環境によっても様々です。股関節や膝関節の痛みで困っていたらまずは受診して頂き、今後の治療方針について患者様の希望に添えるよう話し合いながら決めていきたいと思っています。